ストライダーカップ当日
大阪のばあばが作ってくれた旗を嬉しそうに振っているろっくん。
3才レースが始まりましたが、ろくは予選11組でまだまだ時間が
あったのでタイムトライアル参戦です大阪では大転倒しましたが
広島では笑顔で走り切りました全力疾走~
タイムトライアルが終わって、突然プールに入りたいと言いだしたろっくん。
なんとなく元気が無い待ち時間で疲れてしまったのか…大丈夫かな
元気づけようと「かき氷」を買いに行きました。選んだのはマンゴー味
少し元気を取り戻しました。
元気だったのも束の間、かき氷を食べ終わったらまたしょんぼりしているろっくん。
が、………
また元気の無いろっくん
そうです。ろっくんははじめてのレースを前に緊張している様子です
それでもだんだんとろくの順番が近づいていて、ろくは自分がレースに
出ることはわかっているので、レーンを決めるくじも自分で引きました。
くじで「6」番を引き、前に並んでる同じ6レーンでスタートする子の後ろに
並んだ時、もう緊張で我慢できなくなったのか、泣きだしました
「ろっくん、出ない~」
何かの間違いであってほしい私は、レースまでもう少し時間があるので、
色々励ましてみました少し気が落ち着いて、スタートラインに並んだろくでしたが
本当にスタートする寸前、またもやストライダー乗車拒否
どうしてもレースには出たくない気持ちが瞬間的に大きくなって、ろくの小さな心では
その気持ちを抑えることができなかったみたいです
こんなことってあるんだ……
大人だったら緊張していてもそれに打ち勝つことができるんだろうけど、
ろくにはまだそんな強い心があるはずもなく、乗車拒否のままスタートの掛け声。
他のキッズは一斉スタート
あぁ…始まってしまった
ろくはスタートしませんスタートラインにも近づこうとせず泣いています
もうどうにでもなれ~と思ったとき、
ろくが「ママと一緒に走る」というので、
近くのスタッフの人に、「私も走ってもいいですか?」と聞いたら
「もうこういう状態なのでいいですよ」と特別許可をいただいて、
一緒に走ることになりました
私が走る後ろをろくが走る形で泣きながらGOAL
ろくを応援してくれるアナウンスを聞きながら、一応最後まで泣きながら
走り切りました~
来年はがんばろう
ろくのストライダーカップ初出場の大会は、まさかのスタート拒否。
苦い思い出となってしまいました
ろくみたいに泣いていた子は、一人もいなかったように思います。
こんなことあるんだなぁと終わった後は私も茫然としていたんですが、
誰も知ってる人がいない中でいきなりレースに出る形になってしまって、
ろくは結構繊細で、何でもよくわかっているので、逆にこういうとき走れないん
ですね。考えすぎてしまうというか。
もっと何も考えずに走ればいいのにと思うけど、そうはいかないんですね。
私もパパももっとろくの繊細な心を上手く上げてあげる言葉かけや行動が
できていなかったのが一番ダメだったねと反省しました
私のガッカリした顔を見て「次は諦めずにがんばるよ」「またストライダーカップ出たい」
と言っていました。子供に気を使わせてしまいました
このままでは終われないのでまたストライダーカップ来年出れるなら出たいなと
思います。
こんなろっくんですが、次はがんばりたい気持ちは本物だと思います。
だから次はきっといい走りを見せてくれるんじゃないかな~
期待はせずに見守っていきたいと思います
私もろくも、ある意味めっちゃいい経験をさせてもらいました(笑)
ありがとう~ストライダーカップまた来るよ~